サロンの開催状況 7月9日(第14回)

本日のテーマ:音楽と地域づくり

説明・意見交換 

出典:西播磨文化会館デジタル生涯学習シート集

【主な話題】

1 地域づくりと音楽の効用

 ・地域のシンボル、誇りと元気を支える、参加・交流の契機、イベント活性化

  メッセージ伝達、記憶・物語の継承など

2 音楽生成AIーSUNO無料アカウント・有料アカウントでできるこ

 (1) 商用利用・収益化可否

 (2) 制作できる曲数、制作の自由度(自分の声などの指定、編集など)

 (3) MP3での保存に限定ー高音質(WAV)

オリジナリティをいかに出すか

 (1) 歌詞や音楽の性質プロンプトを個別に入力

 (2) ChatGPTなどを使った「壁打ち」でプロンプトを深める

4 音楽生成と著作権

  生成した音楽を使う際に留意すべき点

 〔自由質問タイム〕

 ・Canvaで作成したデータの保存方法 

 ・参加者の最近の活動紹介 など

  

 

主な話題

前回の復習

 これまで、チラシの作成、画像加工・生成の方法について、実際にチャレンジした後、「インフォグラフィック」にもチャレンジしてみました。今回は、音楽生成と地域づくりとの関係を考え、実際に地域にちなんだ曲を生成してみました。また、AIと一緒に歌詞や曲のイメージを議論し、深める(「壁打ち」する)ことで、より共感と感動、交流・発信につながる音楽生成ができる可能性を感じていただけたかと思います。

1 地域づくりと音楽の効用

 地域を盛り上げるために、音楽は有効な手段です。地域の歌をつくってシンボルとする。応援歌を作って誇りと元気を支える、歌うことや演奏することで世代を超えた交流を生む、イベントで一体感・高揚感をもたらす、防災・環境・郷土愛などメッセージを伝える、そんな新たな展開に向けて、取り組んでみませんか。

2 音楽生成AIー音楽生成AIーSUNO無料アカウント・有料アカウントでできること

(1) 商用利用・収益化不可

  SUNO無料アカウントでも、歌詞を入力し、音楽をつけるなど基本的なことは可能です。

  但し、無料アカウントでは、著作権はSUNO社に帰属し、収益事業はできません。(有料イベントの場合はご注意)

  完全にAIで制作した

  また、例えば「ジブリ風」で生成するようAIに指示して制作した音楽を配布することは、避けるべきでしょう。

(2) 制作できる曲数、制作の自由度

  無料アカウントの場合、制作曲数が限られます。自分の声などの指定、編集なども限られます。

(3) 保存方法

  MP3での保存に限定、有料アカウントでは、高音質(WAV)での保存が可能となります。

(参考文献・サイト)

   SUNO の操作法については、NOTE等で、多くの方が解説文をアップされています

   JASRAC 「AIを利用した作品の取り扱い」(ガイドライン)  JASLACホームページ-

3 オリジナリティをいかに出すか

 出典:西播磨文化会館デジタル生涯学習シート集

   (同館「インターネット寺子屋塾」にて試行錯誤の中で検討し作成)

 ある程度、AIでの生成に慣れてくると、やはりオリジナリティを高めたくなります。地域らしさ、自分らしさ、メッセージ性を高めていくためには、①プロンプトで詳細に指示する方法、と、②AIとコンセプトについて議論し、入力する歌詞やSUNO向けの指示内容を研ぎ澄ますという両面の方法があります。

 プロンプトで詳細に指示するといっても、特別な技術知識が要求されるのではありません。ただ、テーマ性、雰囲気、ジャンル、楽器、構成、用途などを具体にイメージすることが必要です。

 曲のコンセプトについてAIと議論する「壁打ち」も有効です。実現したい方向をAIに投げかけて、イメージを豊かにし、そのうえで、歌詞の推敲、SUNO向けプロンプト作成を指示すれば、効率的に、オリジナリティのある曲をつくることができると思います。

 

4 音楽生成と著作権

 既存の詩や楽曲を利用する場合は、作者の死後の年数や著作権の存続期間を確認する必要があります(著作権法第38条)。著作権が消滅した作品であっても、他人が演奏・録音したCD音源には、演奏者やレコード製作者の権利が残っている場合があります。

 無料イベントでの演奏や上映についても、著作権法第38条の条件や、JASRACへの手続きが関係する場合がある。特にYouTubeへ動画を公開する際には、既存曲が含まれる部分を削除したり、音声を消したりするなどの対応が必要になることがあります。AIが生成した作品についても、「AIが作ったから自由に使える」と決めつけず、使用したサービスの規約、元となった文章や画像の権利を確認する姿勢が求められます。

自由質問・発表タイム

<質問>

 CANVAのログイン方法、CANVAによる写真切り抜き方法などについて質問があり、個別に教え合い・ご説明

<活動報告>

 芦谷教授が、FM Moovに出演され、サロンのPRをしていただけましたので、その報告をいただきました。

 また、参加者が関わっておられる、西宮の拠点(県民交流広場)や、新長田のアートイベントなどについて、報告がありました。

 

 

 

参加者コメント

・SUNOで実際に曲を作って面白かった。いろいろ情報も聞けてよかったです。

・SUNOの曲作成、楽しかったです。神戸市の話も勉強になりました。

・びっくりするほど、早く歌ができてしまうことに感動。ちょっと家でもチャレンジしてみたいです。

・初めてのSUNO音楽生成AIを学習しました。音楽生成をAIで行うことがとても驚きであり、興味まんまんでした。

・SUNOの存在を教えて頂いたのが大きかったです。AIで独自に生成することで、注意すべき点をおさえておけば、著作権にひっかからないということも、嬉しいことでした。

・音楽とAIについて、事例で学びました。

・CANVAの切り抜きだけマスターできました。

・神戸コミュニティFM局Moov「明日はきっと」7月7日放送でサロンを紹介しました。メンバーが参画している(司会者)イベント・番組紹介で交流が図れたことがよかった。これからの活動のヒントになりました。

参考サイト

 SUNO

 著作権法(内閣府) 

 JASRACホームページ

 西播磨文化会館デジタル生涯学習ワークシート集