サロンの開催状況 9月10日(第23回)

本日の話題:地域づくりとAIライブチャット機能

説明・意見交換

 音声での会話機能を活かす方法について、基礎知識確認・実演の後、意見交換しました。

(内容)

1 ライブチャット機能の使い方実践

  パーソナライズの方法

  (声・話し方・性格の調整)

2 地域にいかに活かすか(意見交換)

  地域の外国人への支援など

  会議の一員として参加

3 その他

  パーソナライズ設定、データ保存など

                      出典:西播磨文化会館AI・ICT学習シート(第1講「AIと喋る」)

1 ライブチャット機能の実践

 スマートフォンやiPadのマイク横のボタンから対話を始め、以前より自然な応答になった音声会話を実演しました。地域での使い方として、話し相手、会議中の論点整理や司会進行の補助、地域案内、語学練習などが挙がりました。最終的に判断するのは人であり、AIは横で支える役割だというやり取りもありました。

 さらに、関西弁、にゃん言葉、博士風、江戸時代の言葉など、話し方や人格を指示して切り替えました。AI利用と電力消費を題材にした漫才風の掛け合いや、喫茶店で注文する英会話も試しました。笑いを成立させるには、AI側の設定だけでなく、人がどう問いかけるかも大切だという感想が出ました。

2 地域にいかに活かすかー外国人の資格学習を支える案

 参加者から、ベトナム人が介護福祉士試験を受ける際の先生役に使えないかという提案がありました。AIが、短くやさしい日本語で介護における安全と尊重を説明し、必要な部分をベトナム語で補うロールプレイを行いました。

 学習方法として、過去問を一緒に解き、理由をやさしい日本語で説明し、必要に応じてベトナム語で補い、最後に似た問題を一問出す流れが示されました。日本人の進行役が内容を監督し、日本語とベトナム語が分かる協力者が言葉や文化を確かめ、AIが問題作成、翻訳、反復練習を支える三者の組み合わせです。実際に一度試してみようという話になりました。

3 その他

設定を変えて自分に合う対話へ

 設定画面では、複数の音声から好みの声を選ぶ方法を確認しました。パーソナライズでは、応答の温かさや話し方を調整し、カスタム指示に「分からないことは分からないと言う」「迎合しない」などの希望を書けることも紹介しました。音声入力は、挨拶文の案づくりや相談の壁打ちにも利用できます。

資料共有とQRコード

 サロンの記録や教材を置くページを開き、GoogleサイトやWordPressで情報を整理する様子を見ました。URLをQRコードにし、チラシからページへ移動する方法も実演しました。スマートフォンに届いたQRコード付き画像は、いったん写真として保存し、写真アプリでQRコード部分を認識させれば開ける場合があることも、参加者同士で確認しました。作成したQRコードは、実際に読み取り、正しいページにつながるか確かめる必要があります。

AIの出力と公開設定を人が確認

 AIが作ったカレンダーで祝日が違っていた例や、案内地図の位置がずれた例が紹介され、日付、祝日、地図、リンクなどは元情報と照合することを確認しました。Googleカレンダーをホームページに表示する際、個人用の予定を誤って公開した経験も共有されました。仕事用と個人用を分け、どのカレンダーやファイルを公開しているかを確かめることが大切です。

 YouTubeについては、公開、限定公開、非公開の違いについて意見交換しました。限定公開はURLを知る人が見られるため、公開前の確認や仲間内での共有に使えますが、URLが転送されれば別の人も閲覧できます。用途に応じて公開範囲を選ぶ必要があります。

データを失わないための保存

 パソコンの故障や操作ミスに備え、データを一か所だけに置かないことが話題になりました。Googleドライブでは、アプリ一覧からドライブを開き、「新規」から分かりやすい名前のフォルダーを作り、その中にさらにフォルダーやファイルを整理できます。パソコン内の保存とクラウド上の保存を組み合わせ、必要なデータを複数の場所に残すことを確認しました。

〔参加者からの質問〕

 Sunoで音楽を編曲する際の著作権

 質問:昔の歌をYoutubeにアップするとき、著作権はどのように確認すればいいのですか。保護期間50年と70年の関係は?

 >著作権については、保護期間が終わった作品であるか、自作の素材であるかを確認して使うこと、作曲者、作詞者、演奏者等それぞれの権利に留意することが必要です。日本では、著作権の原則的な保護期間が2018年12月30日に「著作者の死後50年」から「死後70年」へ延長されました。ただし、その時点ですでに著作権が切れていた作品は復活しません。例えば『月の沙漠』は、佐々木すぐる氏(高砂市出身)作曲の旋律(1966年没)は50年基準のもと著作権が切れていますが、加藤まさを作詞の歌詞(1977年没)は改正時にも保護期間中だったため70年の基準が適用され、2047年末まで保護が続きます。(文化庁HP「著作権の保護の延長に関するO&A」参照)

 Googleドライブへのデータ保存と共有設定

 質問:Googleドライブの使い方を知りたい。

 >Googleアカウントでブラウザにログインすると、右上に9個の点(ランチャー)が出ます。その中にGoogleドライブのアイコンがあります。共有設定すると、第三者とファイルを共有できます。スマホとPCなど異なるデバイスでののデータ移動にも便利です。(→実演)

 YouTubeへのデータアップロード

 質問:YouTubeに動画をアップしても、個人情報が出てしまうことはないのですか。YouTubeを運営している会社のスタッフには電話番号などわかってしまうので不安です。

 >内容面で、知られたくない情報、個人が特定される情報を載せないこと。 動画を視聴できる範囲も、公開、限定公開、非公開の区分設定ができます。個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーやガイドラインで定められています。(Googleプライバシーポリシー、YouTubeガイドライン参照)

 

参加者コメント

(以下、原文のまま)

・AIとのおしゃべりを体験しました。パーソナライズでの設定により、いろいろ体験できそうです。

・研修や司会にも活用してみたい。

・Geminiでも、「AIと喋る」を行ってみたいです。

 >Geminiでも、Gemini Liveという機能があります。また比較してみましょう。

・YouTubeStudioや作成の留意点が役立ちそうです。

・YouTubeは見るだけなので、投稿はこれから挑戦したいです。

・安全に使うために、YouTubeにアップするなど発信のためのアカウントは別にすることを考えているが、アカウント作成について、メールアドレスを変えても携帯番号が同じなので、電話番号を複数持たなくても良いのでしょうか。

 >携帯番号は複数持たなくてもアカウント作成可能です。複数アカウントを使い分けることができます(Google利用規約(アカウントの切り替え・管理に関する規定))。

・15回シリーズくらいに分けて、講座のカリキュラムをつくられることを期待。