本日のテーマ:地域団体の運営とAI・ICTの活用について
意見交換の概要
1 地域団体の運営
- 地域団体(自治会・町内会、まちづくり協議会など)に、住民の関心が薄く、役を引き受けることを嫌がる風潮があるとの参加者の指摘があった。一方、世代交代が進まず、若い世代の参加意欲が阻害されていることも無関心の原因の一つではないかとの意見もあった。
- 地域団体の体制が、十分で場合、役員選出のルールが不透明で一部の人々だけで地域が運営されている場合はどうするのかという提起があり、「対立」よりも、徐々に若い世代が活動実績を積み重ね、自然に主導権を持てる形が望ましいのではないかとの提案がなされた。
- 意思疎通を重視すべきであり、その上で、一定範囲をグループに任せるなど、地域団体運営の工夫も重要であるとの意見もあった。
2 地域参加を促す工夫
【若い世代が参加しやすい事業を】
- 夏祭りに加え、マルシェ形式など若い世代が関わりやすい企画を検討している事例についての報告があった。
- お揃いTシャツ、子ども向け企画など、参加しやすい雰囲気づくりがよいとの提案もあった。
- 公園での定期的なお茶会・相談会を通じ、顔の見える関係を築く試みが紹介された。
【みんなで地域課題解決に取り組む工夫】
- カラス被害への対策が十分でない例が紹介され、箱型ゴミステーション、錘り付きネットをみんなで活用する方法など、他地域の事例を調べ、協力して方向づけていく方向が提案された。
- 災害時に「無事です」印を掲示するルールや、安否確認訓練について議論した。
- 高齢者・独居世帯への日常的な声かけの必要性が共有された。
- 地域の歴史や防災計画の共有など、自治会ホームページを充実させて、若い世代への浸透を図っていく方向が提案された。
3 AI・ICTを活用した各種ツール
- 若い世代の地域参加に向けて、ネットは必須であるとの意見が出され、賛同を得た。
- AIを使って、地域の伝承、歴史を掘り下げて発信する可能性について示唆された。
- 地域活動用に使っているパソコンが古くなっているが、安価に調達できないか(WordやExelなどインストールするだけでも高価)との提起があり、マイクロソフトオフィス365なら基礎的機能は無料で利用できること、Googleアプリ(ドキュメントやスプレッドシートなど)、共有型ツールも活用できることが示唆された。
MicrosoftアプリとGoogleアプリ
下記の表の出典:Microsoft及びGoogle両社の資料を基に、サロン当日ファシリテーターが生成AIにて作成したもの
NotebookLMの活用例
下記の表の出典:西播磨文化会館デジタル生涯学習ワークシート(同館パソコン学習会の中でGoogle資料をもとに作成したもの)


- 耳が遠い人が地域活動に参加できるようにできないかとの提起があり、Googleドキュメント音声入力を活用すれば、逐次文字起こしの表示が可能であることが示唆された。(①文字ポイントを大きくする、②ツール→音声入力)
- AIを活用した地域の資料整理、地域史研究、レポート作成(引用付き)なども作成できる可能性についてNotebookLMの紹介。
- 県立西播磨文化会館の「デジタル生涯学習」(お役立ちリンクや、ワークシートなど)紹介。
4 補助金・助成金活用
- 任意団体でも活用可能な助成制度について、ひょうごボランタリープラザの助成制度について紹介。
- 規約・役員名簿の整備、事業の目的を中心に企画を組み立てることの重要性について具体的助言。
- 「地域見守り」「居場所づくり」「交流促進」など、目的設定が重要との指摘。
参加者コメント
・情報交換しながら、様々な機能を学べてわかりやすかった。
・困りごとやそれぞれ持っている課題の解決につながればいい。
・Googleのアプリを使えるようになりたいです。
・地域の運営について、アドバイスも新しい発想が聞けて良かったです。


